快ケツ イーベンジャー

便秘の解消方法

みんなの便秘解消あるある12選。あなたにあった便秘解消法をみつけましょう。水分補給、適度な運動、腹筋体操、食事の工夫、リラックスなど、日常でできる便秘の解消方法は意外に多い⁈

監修 横浜市立大学附属病院 中島淳先生

カップ オブ トルネード

水分不足は便秘の原因のひとつです。朝起きてコップ1杯の水を飲むと胃腸が刺激され、腸のぜん動運動が促されるとともに、水分不足の解消にも繋がります。冷水でも温水でも大丈夫です。

ウォーク イン ザ パーク

いい便を出すには適度な運動を心がけましょう。運動によって腸を外から刺激し、腸が活発に動くことで溜まっている便を動かすことができます。中々、運動する時間が取れない方は、例えば、一駅だけ歩く、または隣駅まで毎日歩く、おなかをひねったり、ストレッチしながら歩くのも効果的でしょう。

ノーモア エスカレーター

運動不足によって腹筋が衰えると、便を出す力が低下します。毎日の生活で階段を使うだけで、排便に必要な骨盤底筋群を鍛えることができ、腹筋にも効きます。はじめから階段を上るのがつらいようなら、下りるだけでも良いです。少しずつ体力をつけて上りも加えましょう。

シリアルラッシュアワー

ブランを食べると便が出やすい方もいます。ブランには食物繊維が含まれるため、便のカサを増すという働きがあり、カサが増えれば便が出やすくなります。食物繊維の摂取量目安は1日あたり、成人男性20g以上、成人女性18g以上となります。ただ、過剰な食物繊維は便秘を悪化させる可能性もあるため、バランス良く食べることが大切です。

スクリューミルクドライバー

朝起きたらコップ1杯の牛乳を飲むことで腸が目覚めてくれます。牛乳に含まれる乳糖は大腸まで到達するとエネルギー源となって大腸を動かし、同時に、腸内の浸透圧を高めることで水分を取り込み便を軟らかくすることで、便秘の対策や解消に効果を発揮します。牛乳でお腹が緩くなる方は、人肌に温めてゆっくり噛むように飲むと良いでしょう。

ワンミニットベンザー

便意を感じても排便せずに我慢していると便意が感じられなくなってしまう場合があります。便意が感じられない方は、朝食のあと、トイレに1分間、座る習慣をつけましょう。毎日続けていると失われた便意が少しずつよみがえってくる可能性もあります。ただし、長時間、強くいきむのは血圧の上昇にもつながりかねないため控えましょう。

グレイトロダンチャージ

便が出にくい方はトイレに座って、前傾35度の前傾姿勢をとるだけで出る可能性があります。前屈みになることで直腸がまっすぐに近くなり出しやすくなるためです。上体を前に倒して「ギリギリだな」と感じたところが35度。一度試してみる事をおすすめします。

ブレックファーストライク

朝食は、寝ている間に消費したエネルギーを補充し、脳や腸を活性化させることで身体を目覚めさせる役割があると言われています。また、睡眠中に低下した体温を高め、生活リズムを整えます。便秘解消にはしっかりと朝食を食べ、トイレに1分座るという習慣を身につけることが大切です。

グッドナイトエブリワン

良い便を作るためには、6時間以上は睡眠をとりましょう。睡眠中、大腸はせっせと便を作っています。睡眠時間が短ければ便をこねる時間も短縮され「材料不足」で朝を迎えることになり、便も出にくくなります。質の高い睡眠をしっかりとることが大切です。

ディープアナライザー

快便とは、硬すぎず軟らかすぎず、小さすぎず、大きすぎないバナナ状の便です。コロコロウサギのような便や、やわらかい水のような便では、スッキリを感じられません。便秘対策の第一歩として自分の便の状態を毎日チェックすることから始めてみましょう。

ビフィズスマッシャー

ビフィズス菌は大腸が動くためのエネルギーのもとを作って便秘や下痢を防ぐ役割をしています。ビフィズス菌は快便をもたらす立役者。その数が多ければ多いほど便秘にかかりづらくなるでしょう。
ビフィズス菌を増やし、腸内環境を整えるために、食事の偏りをなくし、ストレスのない健康的な毎日をこころがけましょう。

カンパニーブレイカー

家で便が出ない方は他にリラックスできる場所を見つけると良いでしょう。便は、必ず朝出さなければならないものでもありません。会社に着いてから一息つく、など自分に合ったタイミング、ゆったりとした時間をもてるタイミングを探してみましょう。気分をリラックスさせてスッキリしてから仕事をすると集中力もアップすることでしょう。

病院検索

便秘治療が相談できる病院が検索できます。

ひどい便秘でお困りの方は、病院で受診するのがおすすめです。
医師による適した治療を受けることが、便秘を解消する一歩になります。

監修

横浜市立大学附属病院

中島 淳 先生

横浜市立大学大学院医学研究科・肝胆膵消化器病学教室 主任教授、診療科部長。医学博士。
1999年から2001年までハーバード大学客員准教授を務め、腸管免疫の研究にあたる。医療従事者向けの「慢性便秘症診療ガイドライン」作成メンバーとして尽力し、海外の便秘薬や最先端治療に精通。
※2022年12月現在の情報です。